胡蝶蘭の葉の状態について

胡蝶蘭はその上品で華やかな花が何と言っても一番の魅力でしょう。しかし、その花を引き立てているのが「葉」です。
シンプルな形ですが、大きめの葉が花の下をしっかりと支え、花の可憐さをより引き立てることが出来るのです。

では、今回は胡蝶蘭の花を引き立てながら、大事な役割を果たしている葉に付いて見ていきたいと思います。

◆胡蝶蘭の葉の特徴

胡蝶蘭の葉は、濃い目の緑色をしていて、先端に向かって楕円形に近い形をしています。厚みもあるので張りがあり、派手なものではありませんが艶もあります。

濃い緑色で張りのある状態が、胡蝶蘭の葉としては最も元気な状態です。
このような葉が4枚以上付いていて、光が適度に当たっていれば葉が広がらずに上を向いて引き締まり、沢山の花を咲かせます。葉が上を向いていると、株に光が当たって栄養を吸収出来るのです。

反対に光が不足すると、葉はそれ自体の重みで垂れ上がってしまいます。こうなると株にも光が当たらなくなり、株自体の元気がなくなり、花の数も少なく大きな花も咲かなくなります。

◆胡蝶蘭の葉が出すサイン

実は、胡蝶蘭に元気が無かったら、葉を見ると原因がわかると言います。

胡蝶蘭の葉が出すサインには3つの特徴があります。
1. 葉焼けや寿命によって葉枯れしている
2. 葉に付いた害虫に依る変化
3. 株や茎が病気になって生じる変化

それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.葉焼けや寿命に依って葉枯れしている
これは、葉の色に依ってわかります。
しかし、黄色くなった葉は寿命ですので心配ありません。放っておいても自然と落ちますので、落ちた葉は取り除きましょう。

それ以外に葉が日焼けして白く色抜けしたり、黒くなる場合があります。
これは葉焼けです。

胡蝶蘭は元々は熱帯雨林原産なので、高温多湿を好みます。
しかし、直射日光は苦手なので、こういった場合はすぐ胡蝶蘭を日陰に移しましょう。サインに早めに気づけば日陰に移しただけで回復します。
ただ、焼けてしまった部分はもとには戻らないので、新しい葉が出てくるのを待ちましょう。

2. 葉に付いた害虫に依る変化
葉に艶が無い、白い点々が出ている場合は、害虫が原因であることが多いです。
胡蝶蘭も元気が無くなっていると思います。

この場合は、市販の胡蝶蘭用の害虫用の駆除剤を使ってみて下さい。

害虫の中でも特に厄介なのがカイガラムシです。
葉の裏に生息していることが多いので気づきにくいからです。時々葉の裏側も見て上げましょう。
尚、カイガラムシは成虫になると薬剤が効かなくなるので、成虫は歯ブラシや楊枝等で、葉を傷つけないように優しく取り除いて下さい。

3. 株や茎が病気になって生じる変化
葉の根元が黄色くなったり、赤黒くなっていたら病気のサインです。

この場合は消毒剤を使います。

こうなる原因は園芸用ハサミや人間の手に付いている雑菌であることが多いです。胡蝶蘭の世話をする前にはどちらもよく消毒殺菌をしてから使うようにしましょう。

◆胡蝶蘭の葉がしおれる原因と対処方法

胡蝶蘭の葉にしわがよるような感じでふにゃふにゃになってしまうことがあります。
この原因としては
・水不足
・根腐れ
が考えられます。

対処法としては、水不足は水をやれば良いのですが、ちゃんと水を与えている場合は、胡蝶蘭の植え込み材を見て下さい。
植え込み材を一旦カラカラに乾燥させてしまうと、それからは水を吸わなくなってしまうのです。水の与え方は植え込み材を乾燥気味にやるのですが、タイミングを逸すること無く与える必要があります。

根腐れの方は水のやり過ぎが原因です。
熱帯雨林で他の木に着生していた胡蝶蘭は、根っこはむき出しで空気に触れることが好きです。
その為、水を与え過ぎると弱ってしまいます。

空気が好きなので、水やりは他の植物と比べてかなり少なくて良いです。環境や季節に依りますが、5日~10日位は水を与えなくても大丈夫です。

また、根腐れを発見したらすぐに植え替えをしましょう。色が異なる根やふにゃふにゃしている根は清潔なハサミで着ろ鳥、元気な根だけを残します。
そのままの状態で乾燥を待っていては、胡蝶蘭は枯れてしまいます。

◆胡蝶蘭の葉が黄色くなってしまった原因と対処方法

胡蝶蘭の葉が黄色くなる原因としては
1. 寿命
2. 病気
3. 日当り

1.葉の寿命が来ると、葉は記録なります。
特に下のほうにある葉から黄色くなった場合は、葉の寿命が来たサインなので心配はありません。
完全に枯れるまでそのままにしておいて下さい。その後、自然に鉢の中に落ちるので、取り除きます。

2. 根元ではない葉が黄色くなった場合は病気が考えられます。市販の殺菌剤で殺菌消毒を行って下さい。
消毒材を掛けた時は、効果を保つために水やりはしません。

そして、病気に罹った場合、胡蝶蘭は乾燥させてあげることが大切です。黄色くなった葉も取り除かず、自然に落ちるのを待ちます。

3. 胡蝶蘭は直射日光を嫌います。
それで、家庭で育てる時もカーテン越しの日光が丁度良い光となります。
日光が当たり過ぎると葉焼けを起こし、黄色くなり、枯れてしまいます。

カーテン越しでも葉焼けを起こすなら、少し窓際から離しましょう。

外に置く場合は日陰に置いてみましょう。

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